【老人ホームの遺品整理】手順・片付け方・自宅との違い・費用の抑え方など後悔しない方法を事例付きで解説
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「老人ホーム入居していた親族が亡くなった」「高齢者向け住宅や施設から遺品整理をお願いされたけど、どうすれば良い?」など、遺品整理に悩んでいませんか?
老人ホームなど施設では、限られたスペースや施設のルールなど独自の事情があります。できるだけ早く退去してほしいと依頼を受け、タイトなスケジュールで動くことになり、戸惑う方も珍しくないようです。そうなると施設から紹介された業者に促されるまま依頼して、落ち着いたタイミングで後悔する方も実は少なくありません。
この記事では老人ホームや高齢者向け施設や住宅から遺品整理をする際の手順や片付け方など、後悔しない方法をお伝えします。
また、親族が亡くなったあとはお金関係も気になるところです。遺品整理費用をできるだけ抑える方法や費用付きの実例を紹介しますので、今まさに悩んでいる……という方はぜひ参考にしてください。
老人ホームの遺品整理の手順・片付け方・費用のまとめ
・まずは遺言書の確認からスタートする
・形見は持ち帰り、そのほかは自分で処分するか業者に頼するかを選択
・一般的な施設の遺品整理費用は10万円以下、買取を利用すると抑えられる
【老人ホームで遺品整理】基本的なお片付け手順
老人ホームや高齢者向け施設における遺品整理は、相続に関わる書類の確認から形見分けまで短期間で進めることになります。自宅の遺品整理よりも、さらにスケジュールを立てる必要があります。ここでは基本的なお片付け手順をご紹介しましょう。
手順①:遺言書やエンディングノートなど相続に関わる品を確認する
まず最初に確認したいのは、故人が残した遺言書やエンディングノートなどの相続関連書類です。これらの重要書類は施設に入居する際に、まとめている方が多い傾向があります。ただし、通帳や保険証券、権利書類などは銀行の貸金庫等で管理されているケースもあるので、所在をしっかり把握しましょう。
遺品整理の初期段階で重要書類を優先的にピックアップしておくと、後ほど相続手続きにスムーズになります。少し時間をかけて、大切な書類が紛失しないように注意してください。
手順②:形見分けを行う
相続関連の書類を確認したあとは、思い出の品や貴重品を家族や親族で相談して配分する作業、いわゆる「形見分け」を進めます。高価な品でなくとも、家族にとって思い入れの深い物は多いかもしれません。
形見分けを通して故人を偲ぶことで、離れて暮らしていた家族同士の絆が深まるケースも多いです。時間的な余裕があれば可能な範囲でコミュニケーションを取り合い、誰が何を引き継ぐかを明確にしましょう。やりとりをメモに遺しておくと遺品整理がよりスムーズになります。
手順③:お部屋に遺ったものを処分する
相続関連と形見分けを終えたら、不用品や不要になった衣類、生活雑貨などの仕分けに進みます。「老人ホームや高齢者向け施設の遺品整理は荷物が少ないから楽」と思われがちですが、ルールによっては意外と多くの私物が残るケースもあるので注意しましょう。処分する際は、自治体のゴミ回収や業者の不用品回収など、費用と時間のバランスを考えて方法を選んでください。
原則として施設側は遺品整理に直接かかわることはありません。ゴミも分別後に各々が持ち帰り、処分するルールの施設も多いです。事前に処分のルールを確認しておきましょう。施設から提示された退去期限に間に合わないと感じたときには、早めに遺品整理業者の利用も検討しましょう。
思い出の遺品は「お焚き上げ」も検討
写真や日記、故人の思い出が強く残る品物は、普通のゴミとして処分するのがつらいこともあるでしょう。だからといって、全ての遺品を形見として持ち帰るのは現実的ではありません。そんなときは、お焚き上げを検討してください。
お焚き上げとは、故人の遺品や古いお守り・手紙など、大切にしてきた品を感謝の気持ちを込めて供養し、火にくべて天へ送り届ける儀式のことです。物をただ処分するのではなく、想いを尊重し心を区切るために行われます。お焚き上げは寺院や神社などで依頼でき、郵送の受付をしているところもあります。また、遺品整理業者が希望する遺品を寺院でお焚き上げし、証明書を発行するサービスも実施しています。
ご遺族にとっても、思い入れのある物が供養されることで、気持ちの整理につながります。処分に抵抗がある遺品に対しては、お焚き上げという方法を視野に入れてみましょう。
参考:お焚き上げとは?目的・タイミング・場所…気になる費用やできない場合など徹底解説 | 神奈川県藤沢市の遺品整理業者が解説するブログ
【老人ホーム】遺品整理の片付け方
老人ホームの遺品整理では個人で使っていたお部屋にある物を片付けるシンプルな作業なのですが、実際にその場になると「どこから手を付けたら良いのかわからない」「想像以上に時間がかかりそう」と戸惑う方も多いです。ここでは老人ホームや高齢者向け住宅、グループホームなどの遺品の片付け方を詳しく解説します。
必要なものや形見は自宅へ持ち帰る
まずは、故人が日常的に使っていた必要品や思い出深い物をピックアップするところから始めましょう。とくに親御さんなど近い存在の場合、心の整理がついていないうちから遺品整理をする流れになり、「つい最近まで使っていた物を捨てる」「処分する」といった行為に傷つくケースも多いです。
何を捨てるか?ではなく何を遺すか?と考え方を切り替えて、必要なものを持ち帰りましょう。ただし、持ち帰る物が多かったり、家具など大きなものだったりする場合は、一度施設の方に相談してください。に高齢者向け住宅や支援施設などでは、エレベーターや通路の使用制限がある場合もあるので注意してください。
自治体のゴミ回収に依頼する
不要な品を仕分けしたあとは、自治体のゴミ回収サービスを利用して処分していきます。一般的な生活雑貨や衣類などは可燃ごみや不燃ごみとして分類し、規定に従って出しましょう。粗大ごみなど扱いが大きくなるものは、別途申請が必要な場合が多いです。自治体によって回収方法や費用が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
施設が所在する地域のルールに合わせて処分すれば、比較的低コストで済むことが多い反面、収集日が決まっているため退去期限に間に合うよう計画的に進める必要があります。また、ゴミ出しのルールは施設によって異なります。
「しっかり分別していれば敷地内にあるゴミ置き場に排出して構わない」と施設もあれば、「原則としてすべて持ち帰り」や「燃やせるゴミや燃やせないゴミは引き取れるが、粗大ごみなど特殊な不用品は捨てられない」などルールが異なるケースも多いです。事前にゴミの回収・処分はどうなるのかを確認しておきましょう。
自治体でも普段は持込みNGであっても、遺品整理や急な引っ越しなどの事情があれば、清掃工場やリサイクルセンターへの持ち込みが許可される地域もあります。
参考:資源・不燃ごみ・大型ごみ(不燃系)・可燃ごみ(少量)の持ち込みについて(リサイクルプラザ藤沢)|藤沢市
遺品整理業者に片づけてもらう
短期間で一括処分したい場合や、荷物の量が予想以上に多い場合は、遺品整理業者の利用を検討しましょう。介護施設や老人ホーム特有のルールやスペースの問題にも慣れた業者であれば、スムーズに作業が終わります。ゴミの分別はもちろん、処分まで業者が行うので、1部屋程度であれば半日で終わるケースも多いです。
また、多忙な方や遠方に住むご遺族に向けて、電話やオンラインでの見積もり相談を請け負っている業者もあります。遺品整理を自分で行うよりも費用はかかるものの、その分効率的に終わる大きなメリットがあります。
「個人を偲んでできるだけ自分で遺品整理したい」「でもゴミの処分がどうにもならない」といったときには、使わない物だけを不用品回収業者に依頼する方法もあります。
片付けとあわせて、高齢のご家族の片付けや住環境に悩んだら、「利用者目線で最適な施設を提案する静岡老人ホーム紹介タウンYAYA」の無料相談を利用するのもおすすめです。
自宅とは違う!老人ホームの遺品整理の特徴
住空間が限られた老人ホームや高齢者向け住宅では、自宅と異なる条件や施設の規定が存在します。各特徴を理解しておくことで、効率的に整理が進められます。ここでは遺品整理をする前に知っておきたい自宅の遺品整理との違いや特徴を解説します。
特徴①:短時間で遺品整理できるケースが多い
老人ホームは自分専用の広い住居スペースを持てない分、所持品自体が少ないことが多いです。必要最小限の家財道具で生活しているため、片づけにかかる時間も自宅より短くなります。また、施設に入居される際に生前整理をした状態になっているケースがほとんどで、処分方法に困る特殊なモノも少ないでしょう。
ただし、やはり思い出のある品や重要書類などは含まれています。物が少ないからすぐ終わるだろうと思っていても、実際には時間がかかるケースもあるので、余裕を持ったスケジュールを立ててください。
特徴②:ゴミ屋敷・汚部屋・孤独死の問題やトラブルは発生しない
老人ホームでは定期的にスタッフが巡回し、入居者の生活環境をモニタリングしています。そのため、ゴミ屋敷化や極端な汚部屋化が発生することはほとんどありません。
孤独死に関しても、スタッフや他の入居者による見守りがあるため、自宅介護に比べてリスクが低いといえます。特殊清掃が必要になることもありません。故人の収納スペースも限られてることもあり、整理時に想像以上の不用品が出てくるといった事態は少ないです。
特徴③:施設のルールや入居者に配慮して作業を行う必要がある
老人ホームなど施設は共同生活の場のため、いつどのように作業すれば良いか確認しておきましょう。大きな荷物の搬出や廊下の使用、エレベーターの長時間占有などは、他の入居者に迷惑がかかる場合があります。
搬出のルートや使用するエレベーターが決まっていることもあれば、作業時間が制限されている施設も珍しくありません。他にも作業者はマスクの着用が必須などのルールがある施設もあります。施設スタッフとコミュニケーションを取り、注意点を守ったうえで気持ちの良いお別れをしましょう。
特徴④:遺品整理を完了させる期限が決まっている
老人ホームでは、退去日などの契約事由により部屋を空ける必要がある日程が定められている場合がほとんどです。つまり普通の自宅での整理よりも、明確な期限が設定される傾向にあります。そのため、何から手をつけるべきか計画を立てないと、必要なものまで処分してしまったり、相続関連の書類が見つからなくなったりといったトラブルの原因になります。
また、遺品整理をする時期は葬儀や役所での手続きで忙しい期間と重なることが多いです。早め早めの準備を意識して、スムーズに部屋を明け渡せるよう配慮しましょう。
特徴⑤:ハウスクリーニングは不要であることが多い
老人ホームの多くは、日常的に清掃スタッフや設備管理が行われているため、大がかりなハウスクリーニングは不要ないケースが多いです。退去時も、「残留物がなければ良い」「汚れが目出つ部分をふき取るだけでOK」など、簡単な掃除や整理だけで十分な場合があります。
しかし、契約内容によっては退去時に原状回復費用が発生する場合もあるので、きちんと確認しておきましょう。壁や床に目立った損傷がある場合は修繕費用を負担する可能性もあります。契約や施設の指示をよく確かめてから、必要に応じてクリーニング業者を手配してください。
【老人ホームの遺品整理を業者に依頼したい!費用の抑え方
業者へ遺品整理を依頼すると、費用が大きくなるのでは……と心配になる方も多いかもしれません。または施設から遺品整理業者を紹介されたけれど、見積り額が大きくて躊躇している方もいるでしょう。実際には、事前の準備や買取の活用など工夫次第でコストを軽減できる場合がありますよ。
自分で捨てられるものは捨てる
業者に依頼すると、その分の作業費用がかかるため、分別しやすい一般ごみや衣類は自分たちで処分するがおすすめです。作業の手間を減らせば、その分見積もりの金額が下がる可能性があります。「燃やせるゴミ(または燃やせないゴミ)だけは処分する」「衣類だけはリサイクルボックスに投函しに行く」など工夫するだけでも費用は抑えられます。
ただし、不要な物を無理に抱え込むと、退去期限に間に合わなくなるリスクが発生するので注意してください。自分でやれる範囲を考えながら、適度に業者からフォローを受けましょう。
参考:遺品整理で衣類はどうする?確認しておきたいこと・後悔しない方法・気持ち良い手放し方を解説 | 神奈川県藤沢市の遺品整理業者が解説するブログ
一部の遺品は買取も検討する
家財道具や貴金属など、まだ使える価値ある品物が残されている場合は、買取を検討してみるとよいでしょう。状態の良い家電やアンティーク品などは、意外な高値がつくかもしれません。本やCD、DVDなどがまとまった数である場合も、リサイクルショップや専門の買取業者にまとめて持ち込むと費用回収につながるケースがあります。買取査定の結果次第では、遺品整理の費用の一部が相殺できるため、コストを抑えられます。
遺品整理と買取の両方行っている業者なら手間が少ない
遺品整理と買取サービスの両方を兼ね備えた業者を選ぶと、別々に依頼する手間が省けます。査定と片付けが同時進行できるので、各々のスケジュール調整の必要もありません。また、遺品の処分にかかる費用を買取額で一部相殺できる場合もあるので、結果的に費用を抑えられるのが大きなメリットです。日用品を含むできるだけ幅広い品目を買取っている業者を選ぶと費用を抑えられます。
後悔しない老人ホームの遺品整理業者の選び方
多忙な中でもスムーズに遺品整理を終えるためには業者選定が大切です。少なくとも以下のポイントを抑えて遺品整理業者を選んでください。
| 遺品整理業者を決めるポイント | 理由 |
| ①即日対応など早めの対応ができる業者が望ましい | 退去日が決められているため、できるだけ早く動いてくれる業者を選ぶと良い |
| ②事前に見積もりに来てもらった方が正確な金額がわかる | 現地見積もりをすると当日に追加料金が発生しづらく、予想外の出費を抑えられる |
| ③相見積もりを嫌がらない業者が信用できる | 相見積もりOKなのは自信がある証拠。見積もり額だけでなく対応も見て判断して |
| ④施設のルールや規則をしっかり把握してくれているか確認する | マスクの着用や検温、搬出ルールなどを守ってくれる業者を選ぶ(業者側から質問してくることが多い) |
この中でも大切なのがスピード感です。施設は退去日が決められているため、それまでに荷物を運び出す必要があります。短時間で済むと思っていても必要な書類が見つからなかったり、役所の手続きに追われたりして、なかなかうまく行かないケースも多いです。余裕あるスケジュールを実現させるためにも、見積りや作業日までがスムーズな遺品整理業者を選んでください。料金が明確に提示されているかどうか、追加費用の有無も重要なチェックポイントです。
余裕がないスケジュールのときこそ、遺品整理士が在籍している業者をおすすめします。遺品整理士とは、故人の遺品を整理・仕分けし、遺族の気持ちに寄り添いながら片付けをサポートする専門資格を持つ人です。単なる不用品処分ではなく、ご供養やリサイクルも考え、遺族の心の負担を和らげる役割を担います。
【老人ホームの遺品整理はフリーアールにご相談ください
神奈川県藤沢市と埼玉県朝霞市の2拠点から遺品整理を行っているフリーアールは、老人ホームや高齢者向け住宅の遺品整理もスピーディにサポートしています。ご遺族の気持ちに寄り添い、丁寧に作業するのはもちろんのこと、以下のような事柄にもしっかり対応しています。
・作業前の搬出経路などの施設のルール確認
・作業前の体調確認と検温
・作業時のマスク着用
・必要に応じてお部屋やエレベーターなどの養生
・施設スタッフだけでなくご入居者さまへのあいさつや配慮
・お焚き上げやご供養にも対応(証明書も発行)
・遠方からのご依頼にも柔軟に対応
・退去日が迫っている際にはできる限り最短で対応
・ご希望する箇所だけをお手伝い
フリーアールでは、急ぎの退去スケジュールにも柔軟に対応し、施設のルールを遵守した上で作業を進めることを大切にしています。専門スタッフが見積もりから最終的な仕分け、処分まで一貫してお手伝いしていますので、まずはお気軽にご相談ください。
フリーアールの老人ホーム・高齢者向け住宅の遺品整理事例
こちらは実際にフリーアールが高齢者向け施設の遺品整理をご依頼いただき、作業した際の写真です。こちらのご依頼はエレベーターのない建物2階より、階段で電動ベッドと整理タンスをおろしています。
スタッフ2名、24,200円の費用(作業時間30分)で承りました。お部屋に物が少ない場合、自分たちで遺品整理できるケースもありますが、こういった大型家具の搬出は慣れていないと難しいです。お部屋丸ごとはもちろん、フリーアールでは部分的なお手伝いも可能です。柔軟に対応いたしますので、老人ホームの遺品整理で困っていることがあれば遠慮なくお聞かせください。お見積もりやご相談は無料です。
まとめ:老人ホームの遺品整理は自宅より小規模。よりスピーディーに片づけたいなら業者への依頼を検討して
老人ホームの遺品整理は作業量が少なく短期間で済むケースが多い反面、退去期限などの関係で早めの対応が必要です。自分たちだけでは時間的・体力的に厳しいと感じたら、専門業者への依頼を検討しましょう。
フリーアールでは施設のルールを厳守し、他のご入居者さまの迷惑にならないよう、丁寧に作業を行います。大きな家具の搬出や買取できそうなものだけをお願いしたい……といった他業者では難しい細かな対応もOKです。
「施設から紹介された遺品業者に依頼して本当に良いのかな?」「想像より費用がかかって驚いている」などあれば、お気軽にご相談ください。税金や相続、不動産関連のお悩みも遠慮なくお聞かせください!
参考:遺品整理 生前整理 | 東京 神奈川 埼玉の遺品整理は株式会社フリーアール
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