遺品整理の費用はいくら?間取り別の料金相場と安く抑える方法を解説

query_builder 2026/06/17
遺品整理
遺品整理の費用はいくら?間取り別の料金相場

最終更新日


「遺品整理の費用はいくらかかるのだろう?」「見積もりが高い気がするけれど相場が分からない」「できるだけ費用を抑える方法を知りたい」遺品整理を検討する際、多くの方が費用について不安を感じます。


この記事では、遺品整理の費用相場や料金内訳、費用が高くなるケース、安く抑える方法について詳しく解説します。フリーアールの実際の事例も紹介していますので、遺品整理の費用感を知りたい方はぜひ参考にしてください。



遺品整理の費用まとめ

・遺品整理の費用は間取りよりも荷物量や作業内容によって変わる

・買取サービスや相見積もりを活用することで費用を抑えられる

・見積書の内訳や追加料金の条件を確認してから依頼することが大切


遺品整理はフリーアール


遺品整理の費用相場【まず結論】

遺品整理の費用相場


遺品整理の費用相場は、1Kで3万〜8万円、2LDKで12万〜35万円、4LDK以上では20万〜70万円以上が目安です。ただし、実際の費用は間取りだけでなく荷物量や搬出条件によって大きく変わります。まずは一般的な相場を確認したうえで、自宅の状況に近い事例と比較してみましょう。


間取り別の費用相場

ここではフリーアールの費用相場をご紹介します。


間取り 立米数(引き取る荷物の体積) 料金
1K,2K〜 5m3~10m3 40,000円~80,000円
1LDK,1DK,2DK〜
 
10m3~15m3 80,000円~140,000円
2LDK,3DK〜 15m3~20m3 140,000円~200,000円
3LDK,4DK〜 20m3~25m3 200,000円~250,000円
25m3~30m3 250,000円~300,000円
4LDK,3LDK〜 30m3~35m3 300,000円~350,000円
5LDK〜 35m3~40m3~ 350,000円~400,000円〜

※フリーアールがこれまで行ったお片付け事例を元に作成しています。

※間取り、料金はあくまで目安です。全ての事案が当てはまるわけではありません


相場の目安となる3LDKマンションの遺品整理事例

3LDKマンションの遺品整理事例


項目 内容
住所 神奈川県横浜市
間取り 3LDK
作業日数 1日
作業人数 4名(終日)
物量 23㎥
お客様ご負担費用 209,000円(税込)


神奈川県横浜市で行った3LDKマンションの遺品整理事例です。

お客様負担額は209,000円(税込)となり、3LDKの一般的な費用相場の中央付近、範囲内で作業が完了しました。相場に当てはまる部屋ってどんな感じなの?と迷った際、標準的な費用感の参考にしてください。


✅ もっと詳しく見たい方は以下のブログを参考にしてください

【3LDKマンションの片付け費用を公開】神奈川県横浜市にて、不用品回収、買取を行いました。


遺品整理の費用は何で決まる?料金内訳を解説

遺品整理の料金内訳


遺品整理の費用は作業人数や荷物量、処分する品物の種類など、さまざまな要素によって金額が変動します。まずは見積書によく記載される主な料金項目を確認しておきましょう。


費用項目 主な内容
人件費 仕分け・搬出・積み込み作業
処分費 家具・家電・生活用品などの処分
車両費・運搬費 トラックや運搬にかかる費用
オプション費用 特殊清掃・供養・解体など


人件費

人件費は遺品整理費用の中でも大きな割合を占める項目です。作業スタッフの人数や作業時間によって変動し、荷物量が多いほど必要な人員も増えます。たとえば1Kと4LDKでは必要な作業人数が異なるため、人件費にも大きな差が生じます。また、仕分け作業に時間がかかる場合や、貴重品の探索を希望する場合も作業時間が長くなり、費用に影響しがちです。


処分費

不要になった家具や家電、生活用品などを適切に処分するための費用です。とくに大型家具やリサイクル家電(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど)は処分費が高くなりやすい傾向があります。また、荷物量が多いほど処分費も増えるため、遺品整理の費用を左右する重要な要素の一つです。


車両費・運搬費

回収した遺品や不用品を搬出・運搬するための費用です。使用するトラックの大きさや台数によって金額が変わります。荷物量が多い場合は2tトラックや複数台の車両が必要になるため、その分費用も高くなります。一方で、荷物量が少ない場合は車両費を抑えられるため、総額の削減につながることがあります。


オプション費用

オプションは必要なものだけ選ぶのが基本です。主なオプション作業は以下のとおりです。


・特殊清掃

・遺品供養

・エアコン取り外し

・大型家具の解体

・ハウスクリーニング

・庭や物置の片付け


これらは現場の状況によって必要性が異なるため、見積もり時に「何のオプションが含まれているのか?」「オプションを希望したらいくらになるのか?」を確認しておきましょう。遺品整理の見積もりを見る際は、総額だけで判断するのではなく、内訳まで確認することで、適正な金額かどうか判断できます。


遺品整理の費用が高くなるケース

遺品整理費用が高くなるケース


遺品整理の費用は、単純に間取りだけで決まるものではありません。同じ3LDKでも荷物量や建物の状況によって費用が大きく変わることがあります。ここでは、見積もり金額が相場より高くなりやすい代表的なケースを解説します。


荷物量が多い

遺品整理の費用が高くなる最大の要因は荷物量です。長年住んでいた住宅では、家具や家電だけでなく、衣類や書籍、趣味用品などが大量に残されているケースがあります。荷物が多いほど仕分け作業や搬出作業に時間がかかり、処分費や車両費も増加します。


こちらの事例では2LDKの方が間取りは小さいにもかかわらず、物量が約30㎥と多かったため費用が高くなっています。遺品整理では間取りよりも荷物量が費用に与える影響が大きいことが分かります。


間取りは小さくても費用が高くなるケース


項目 事例A 事例B
間取り 3LDK 2LDK
物量 約23㎥ 約30㎥
作業代金合計 209,000円(税込) 350,000円
買取金額 100,000円
お客様ご負担費用 209,000円(税込) 275,000円(税込)


✅ 各事例の詳細は以下のリンクをご覧ください

3LDKマンションの​事例/ 2LDKマンションの事例


戸建て住宅で部屋数が多い

戸建て住宅はマンションと比べて整理する範囲が広くなる傾向があります。室内だけでなく、物置や納戸、ガレージ、庭などにも家財や不用品が保管されていることが多く、作業量が増えやすいためです。また、2階建てや3階建ての場合は階段での搬出作業も必要になります。その結果、同じ荷物量であってもマンションより費用が高くなるケースがあります。


特殊清掃や解体作業が必要

通常の遺品整理に加え、特殊な作業が必要な場合は費用が高くなる傾向があります。たとえば、孤独死現場の特殊清掃や消臭作業、大型家具の解体作業などです。これらは専門的な技術や機材が必要となるため、基本料金とは別に追加費用が発生することがあります。見積もりを確認する際は、どの作業が追加料金の対象になるのか事前に確認しておくことが大切です。


エレベーターがない・搬出経路が狭い

建物の構造や周辺環境も費用に影響します。たとえば、エレベーターのないマンションやアパートでは、家具や家電を階段で搬出しなければなりません。また、住宅前の道路が狭くトラックを近くに停められない場合は、運搬距離が長くなり作業時間も増加します。


こうした搬出条件の悪い現場では、通常より多くの人員が必要になるため、費用が高くなる場合があります。見積もり金額が相場より高く感じる場合は、荷物量だけでなく建物の状況や搬出条件も確認してみるとよいでしょう。


遺品整理の費用を安くする5つの方法

遺品整理の費用を安くする5つの方法


遺品整理は決して安いサービスではありませんが、事前の準備や業者選びによって費用を抑えられる場合があります。ここでは、遺品整理の費用を安くする代表的な方法をご紹介します。


①:自分で処分できるものを減らす

遺品整理の費用は荷物量に大きく左右されます。そのため、自治体のごみ回収を利用したり、明らかに不要な日用品を事前に処分したりすることで費用を抑えられる可能性があります。


ただし、相続関係の書類や貴重品、思い出の品が混在していることもあるため、無理に急いで処分する必要はありません。判断に迷う場合は、仕分けから対応している業者へ相談するのがおすすめです。


②:買取サービスを利用する

再販できる家具や家電、骨董品などがある場合は、買取サービスを利用することで遺品整理費用を実質的に抑えられることがあります。とくに製造年数の新しい家電やブランド家具、趣味のコレクションなどは査定対象になる可能性があります。


【事例】買取サービスを活用して費用を抑えたケース


遺品整理 洋室作業前


項目 内容
間取り 2LDKマンション
物量 約30㎥
作業料金 350,000円
買取金額 100,000円
お客様負担額 275,000円(税込)


処分だけでなく買取にも対応している業者を選ぶと、費用を抑えられる場合があります。


事例の詳細は以下のリンクをご覧ください

【2LDKマンションの遺品整理費用や日数を解説します!】神奈川県横浜市にて遺品整理を行いました。


③:相見積もりを取る

遺品整理を依頼する際は、最低でも2〜3社の業者から見積もりを取ることをおすすめします。見積もりを比較することで適正価格を把握しやすくなり、不要な追加費用を避けることにもつながります。単純に最も安い業者を選ぶのではなく、作業内容や対応範囲もあわせて比較しましょう。


④:繁忙期を避ける

遺品整理業界には依頼が集中しやすい時期があります。とくに引っ越しシーズンと重なる3~4月や、長期休暇前後は予約が埋まりやすく、希望日に依頼できないこともあります。急ぎでない場合は、比較的予約が取りやすい時期に依頼することで、余裕を持って業者を比較検討しやすいです。


⑤:作業範囲を明確にする

費用を抑えるうえで効果的なのが、どこまでやるかを決めることです。


たとえば、

・遺品の仕分けも依頼する

・搬出と処分のみ依頼する

・庭は自分たちで作業する

・ハウスクリーニングは不要


など、必要な作業と不要な作業を整理しておくことで、無駄な費用を削減できます。見積もり時に希望する作業範囲を具体的に伝えることで、後から追加料金が発生するリスクも減らせるでしょう。


遺品整理業者の見積書で確認したいポイント


不用品回収の見積書 比較

▲ フリーアールの見積書の例 ▲


遺品整理のトラブルを防ぐためには、総額だけでなく見積書の内容を確認することが大切です。とくに追加料金や作業範囲が曖昧な場合は、後から予想外の費用が発生する可能性があります。見積もりを比較する際は、以下のポイントを確認しておきましょう。


確認項目 チェックポイント
作業範囲 仕分け・搬出・処分など、どこまで含まれているか
追加料金 発生条件が明記されているか
買取の扱い 査定額の反映方法が明確か
キャンセル料 発生時期や金額が記載されているか


「遺品整理一式 ○万円」のような見積もりは、作業内容が分かりにくいため注意が必要です。現地見積もりを行い、作業範囲や追加料金の有無を書面で確認しておくことで、見積もり後のトラブルを防げます。


✅ 遺品整理の見積書については以下のブログも参考にしてください

【遺品整理】見積書の見方を写真付きで解説!相場費用・安くする方法を紹介


遺品整理の費用は誰が負担する?支払い時の注意点

遺品整理の費用は誰が負担するのか


遺品整理の費用は金額が大きくなりやすいため、誰が支払うのかを曖昧にしたまま進めると、家族間のトラブルにつながることがあります。契約前に支払者や精算方法を決め、見積書や領収書を残しておくことが大切です。


遺品整理の費用は誰が支払う?

遺品整理の費用は相続人が話し合って負担するのが一般的です。代表者がいったん立て替える場合もありますが、後から精算できるように、見積書・請求書・領収書は必ず保管しておきましょう。


また、契約前に他の相続人へ見積もり内容を共有しておくと、後から「聞いていない」「金額が高すぎる」といったトラブルを防ぎやすくなります。賃貸住宅の退去などで急ぐ場合でも、誰が契約者になるのか、誰が支払うのか、後でどう精算するのかを確認してから進めましょう。


✅ 相続については以下のブログも参考にしてください

実家の遺品整理から 相続 売却までの流れを解説


遺品整理の費用は遺産から支払える?

遺品整理の費用を遺産から支払えるかどうかは、状況によって異なります。実務上は、相続人の代表者がいったん立て替え、遺産分割の際に精算するケースもあります。その際は、支払い記録や領収書を残しておくことで、他の相続人にも説明しやすくなります。


注意したいのは、故人名義の銀行口座です。金融機関が名義人の死亡を把握すると、原則として口座からの払い戻しなどができなくなるため、故人の口座からすぐに支払えるとは限りません。請求書や領収書の宛名をどうするかも含め、事前に家族間で確認しておくと安心です。

参考:口座名義人の死亡後に必要な銀行の相続手続きとは?必要書類や払戻し制度を解説 | 三菱UFJ銀行


相続放棄を検討している場合の注意点

相続放棄を検討している場合は、遺品整理を進める前に注意が必要です。相続財産を処分したり、価値のある遺品を持ち帰ったりすると、相続を承認したとみなされる可能性があります。そのため、相続放棄を考えている場合は、自己判断で遺品を処分せず、先に弁護士や司法書士などの専門家へ相談するのが安全です。


業者に依頼する場合も、相続放棄を検討していることを伝え、処分ではなく仕分けや一時保管にとどめるなど、作業範囲を慎重に決めましょう。



遺品整理の費用に関するよくある質問

遺品整理の費用に関するよくある質問


ここでは遺品整理でとくに多い質問をご紹介します。


Q. 見積もりだけでも依頼できますか?

A. はい、多くの遺品整理業者では無料見積もりに対応しています。

遺品整理の費用は現場の状況によって変わるため、正確な金額を知るには現地見積もりがおすすめです。フリーアールでも無料見積もりを行っていますので、お気軽にご相談ください。


Q. 追加料金は発生しますか?

A. 見積もり内容に含まれない作業が発生した場合は追加料金がかかることがあります。

ただし、優良業者であれば追加料金が発生する条件を事前に説明します。契約前に作業範囲や追加料金の有無を書面で確認しておきましょう。逆に追加料金をあやふやにしたり、書面に残すことを嫌がる業者は避けた方が無難です。


Q. 遺品の買取はできますか?

A. 買取可能な品物があれば、遺品整理費用を抑えられる場合があります。

製造年数の新しい家電やブランド家具、骨董品などは査定対象になることがあります。買取金額を作業費用に充当できる業者を選ぶことで、実際の負担額を軽減できる可能性があります。


まとめ|遺品整理の費用は相場だけでなく荷物量や作業内容で変わる

遺品整理の費用は荷物量や作業内容で変わる


遺品整理の費用は、間取りだけでなく荷物量や作業内容によって大きく変わります。同じ3LDKでも、家財の量や搬出条件によって20万円台で完了するケースもあれば、30万円以上になるケースもあります。


また、特殊清掃や大型家具の解体が必要な場合は追加費用が発生することがあります。一方で、買取サービスの活用や不要品の事前整理、相見積もりによって費用を抑えられる可能性もあります。


フリーアールでは費用目安として、荷物量5㎥~10㎥で40,000円~80,000円程度、20㎥~25㎥で200,000円~250,000円程度、35㎥~40㎥以上で350,000円~400,000円程度を目安としてご案内しています。


正確な費用は現場の状況によって異なるため、まずは無料見積もりをご利用ください。遺品整理をご検討中の方は、フリーアールが現地確認から作業まで丁寧に対応いたします。


この記事を執筆・監修したのは


執筆者

ブログ担当:コイデ


遺品整理や生前整理に関する記事制作を担当。


「初めての方にも分かりやすい情報発信を心がけています」


監修者
遺品整理士佐々木 隆

遺品整理士:佐々木 隆


バイヤー歴19年の現役遺品整理士。


「人に優しく思いやり第一がモットーです!」


株式会社フリーアール

ふりまる

遺品整理士協会・JRRC所属。2011年の設立以来、神奈川県 藤沢市を中心に遺品整理や生前整理/不用品買取/お片付けを行い
「循環型社会の促進」を目指し、リユース・リサイクルを行っています。

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