死の準備でやること一覧│終活・身辺整理・おひとりさまが備えるべきことを解説

query_builder 2026/06/04
遺品整理
死の準備でやること一覧

最終更新日

「死の準備をしたいけれど、何から始めればいいのかわからない」「独身なので、自分に何かあったときが心配」と不安を感じていませんか。


死の準備は高齢になってから始めるものと思われがちですが、実際には年齢に関係なく早めに取り組む方が増えています。


この記事では、死の準備でやるべきことをチェックリスト形式で分かりやすく解説します。独身・おひとりさまがとくに注意したいポイントについても紹介しますので、終活を始める際の参考にしてください。



死の準備でやること一覧まとめ

・死の準備はエンディングノートや財産整理から始める

・おひとりさまは身元保証や相続対策、デジタル情報の管理などを早めに検討

・生前整理で不要な物を減らしておくと遺品整理の負担が減り、今後の暮らしも快適になる


遺品整理はフリーアール


死の準備は何から始める?まず確認したいチェックリスト

死の準備で確認したいチェックリスト


死の準備はエンディングノートの作成、財産整理、医療や介護の希望整理、生前整理などから始めるのがおすすめです。すべてを一度に進める必要はありません。


まずは現状を把握し、自分の意思を整理しましょう。とくに独身やおひとりさまの場合は、身元保証や死後の手続きについても早めに考えておくと安心です。


項目 内容
①エンディングノート 自分の希望や連絡先、資産情報をまとめる
②財産・相続 預金や保険、不動産を整理し相続に備える
③医療・介護・身元保証 延命治療や介護の希望、身元保証を準備する
④葬儀・お墓 葬儀の形式や納骨先の希望を決める
⑤デジタル終活 SNSやネット銀行、パスワードを整理する
⑥生前整理 持ち物を整理し遺品処分の負担を減らす


独身・おひとりさまは何を優先すべき?

独身やおひとりさまの場合、死後の手続きを家族に任せられないケースもあるため、「身元保証」と「財産・デジタル情報の整理」を優先して進めましょう。


そのため、エンディングノートに緊急連絡先や資産情報をまとめておくほか、信頼できる親族や知人へ意思を伝えておくことが重要です。身寄りが少ない場合は、任意後見制度や死後事務委任契約などの活用も検討すると良いでしょう。


まずは「自分に何かあったとき、誰が困るのか」を考えながら準備を進めることが、おひとりさま終活の第一歩です。


死の準備① エンディングノートで自分の意思を残す

エンディングノートで自分の意思を残す


死の準備を始めるなら、まずはエンディングノートの作成がおすすめです。医療や介護、葬儀の希望、家族への伝言などをまとめておくことで、自分の意思を周囲へ伝えやすくなります。


エンディングノートに書く内容

エンディングノートには決まった形式がありませんが、主に以下のような内容を記載します。



☑ 氏名や住所などの基本情報

☑ 緊急連絡先

☑ 医療や介護に関する希望

☑ 葬儀やお墓に関する希望

☑ 預金・保険・不動産などの資産情報

☑ SNSやネットサービスの情報

☑ 家族や友人へのメッセージ



まずは緊急連絡先や医療に関する希望など、重要な項目から記入しましょう。


遺言書との違い

エンディングノートと遺言書は役割が異なります。エンディングノートは自分の希望や情報を伝えるためのもので、法的効力はありません。一方、遺言書は財産の分け方などを法的に指定できる書類です。


そのため、葬儀や介護の希望はエンディングノートに、財産の相続については遺言書にまとめるのが基本です。まずはエンディングノートで情報を整理し、必要に応じて遺言書の作成を検討しましょう。


死の準備② 財産・相続の準備を進める

財産・相続の準備


死後の手続きをスムーズに進めるためには、財産や相続の準備も欠かせません。預金や保険、不動産などの情報を整理しておくことで、家族や相続人の負担軽減につながります。


財産を一覧化する

まずは、自分が所有している財産を一覧にまとめましょう。


☑ 預貯金口座

☑ 生命保険・医療保険

☑ 不動産

☑ 株式や投資信託

☑ 年金や退職金

☑ 借入金やローン


どの金融機関に口座があるのか分からない状態では、残された家族が手続きに苦労します。


独身・おひとりさまが注意したい相続と遺言書

独身やおひとりさまの場合、自分が希望する相手へ財産を残したいと考えることもあるでしょう。しかし、法定相続人以外へ財産を渡したい場合は、遺言書が必要になるケースがあります。


相続人が誰になるのかを事前に把握し、必要に応じて専門家へ相談しながら遺言書の作成を検討しましょう。


✅ 参考:知っておきたい相続の基本。大切な財産をスムーズに引き継ぐには?【基礎編】 | 政府広報オンライン

※相続人について詳しく記されています


死の準備③ 医療・介護・身元保証の準備をする

医療・介護・身元保証の準備


万が一の病気や介護に備えて、自分の希望を整理しておくことも大切です。とくに独身やおひとりさまの場合は、身元保証や緊急連絡先についても早めに考えておくと安心です。


延命治療や介護の希望をまとめる

病気や認知症などで自分の意思を伝えられなくなった場合に備え、医療や介護に関する希望をまとめておきましょう。


たとえば、

・延命治療を希望するか?

・介護施設への入所を希望するか?

・自宅で介護を受けたいか?


などをエンディングノートへ記載しておくと、家族や関係者が判断しやすくなります。


身元保証人がいない場合の対策

入院や介護施設への入所時には、身元保証人を求められることがあります。しかし、独身や身寄りの少ない方の場合、依頼できる人が見つからないトラブルも珍しくありません。


そのような場合は、自治体の相談窓口や身元保証サービスなどの利用を検討しましょう。

✅ 参考:市民相談室で実施している各種相談について|藤沢市


任意後見制度の基礎知識

任意後見制度とは、判断能力が十分にあるうちに、将来の財産管理や契約手続きを任せる人を決めておく制度です。


認知症などで判断能力が低下した場合でも、あらかじめ選んだ後見人がサポートしてくれるため、財産管理や各種手続きを安心して任せられます。おひとりさまの終活対策としても注目されている制度の一つです。

✅ 参考:任意後見制度とは(手続の流れ、費用) | 成年後見はやわかり


死の準備④ 葬儀・お墓の希望を決めておく

葬儀・お墓の希望を決めておく


葬儀やお墓について事前に希望をまとめておくことで、残された家族や関係者の負担を軽減できます。近年は家族葬や樹木葬など選択肢も増えているため、自分に合った方法を考えておきましょう。


葬儀の形式を決める

葬儀にはさまざまな形式があり、参列者数や費用、準備の負担が異なります。自分や家族の希望に合った形式を選べるよう、主な葬儀の種類を確認しておきましょう。


葬儀形式 内容 特徴 費用相場
一般葬 親族・友人・知人など幅広く参列する葬儀 昔から一般的な形式 100万~200万円程度
家族葬 家族や親しい人のみで行う葬儀 参列者が少なく落ち着いて見送れる 50万~150万円程度
一日葬 通夜を行わず告別式と火葬を1日で行う 時間や費用を抑えやすい 30万~100万円程度
直葬(火葬式) 葬儀を行わず火葬のみ実施 最もシンプルな形式 10万~30万円程度
自由葬 宗教儀式にこだわらず自由な形式で行う 故人らしさを反映しやすい 50万~150万円程度


近年は参列者を限定した家族葬を選ぶ方が増えています。予算や希望に合わせて葬儀形式を検討しましょう。


※費用は地域や葬儀社、参列人数によって大きく変動します。あくまで目安として参考にしてください。


お墓・納骨先を決める

お墓には従来の墓地だけでなく、永代供養墓や樹木葬、納骨堂などさまざまな選択肢があります。お墓を継ぐ人がいるかどうかや、管理負担、費用などを考慮して選びましょう。


種類 特徴 管理の負担 費用相場
一般墓 従来のお墓。家族で代々受け継ぐ 高い 100万~300万円程度
永代供養墓 寺院や霊園が供養・管理を行う 少ない 5万~50万円程度
樹木葬 樹木や草花を墓標として埋葬する 少ない 10万~80万円程度
納骨堂 屋内施設に遺骨を安置する 少ない 10万~150万円程度
散骨 海や山などに遺骨をまく ほぼ不要 5万~30万円程度


お墓を継ぐ人がいない場合は、永代供養墓や樹木葬、納骨堂も選択肢になります。自分の希望だけでなく、将来の管理や供養を誰が担うのかも含めて検討することが大切です。


家族や親族へ伝えておく

希望を決めても、周囲に伝わっていなければ実現できない可能性があります。葬儀やお墓に関する希望は、エンディングノートへ記載するだけでなく、家族や親族、信頼できる人へ事前に伝えておきましょう。


死の準備⑤ デジタル終活を忘れない

デジタル終活を忘れない


近年は、預金や保険だけでなく、スマートフォンやSNSなどのデジタル資産を整理しておくことも重要です。何も準備していないと、家族が情報を確認できず、解約や手続きに困る場合があります。


スマホ・パソコンの情報整理

まず端末のロック解除ができないと、連絡先や写真、メモ、認証コードなど必要情報にたどり着けません。ロック方式と解除の手がかりを誰がどこで知るかを決めておくことが実務上の最優先です。


万が一の際に必要な情報を確認できるよう、利用している端末や保存場所を整理しておきましょう。不要なデータを削除しておくことで、情報管理もしやすくなります。


SNS・サブスク・ネット銀行・パスワードの管理

SNSや動画配信サービス、ネット銀行などは、本人しか把握していないケースも少なくありません。以下のようなサービスは一覧にまとめておくと安心です。


主なデジタル資産 具体例
SNS X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、LINE
サブスク Netflix、Amazon Prime Video、Spotify、Disney+
ネット銀行・証券口座 楽天銀行、住信SBIネット銀行、証券会社の口座
電子マネー・ポイント PayPay、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント
クラウドサービス Google Drive、iCloud、Dropbox、OneDrive


パスワードそのものを記載するのではなく、保管場所や管理方法をエンディングノートへ残しておくと、セキュリティ面でも安心です。


死の準備⑥ 生前整理で身の回りを片付ける

生前整理で身の回りを片付ける


死の準備では、財産や手続きだけでなく身の回りの整理も大切です。生前整理を進めておくことで、残された家族の負担を軽減できるだけでなく、自分自身も今後の暮らしを見直すきっかけになります。


なぜ生前整理が必要なのか

生前整理とは、自分が元気なうちに持ち物や財産を整理することです。年齢を重ねると体力的に片付けが難しくなることもあります。


また、突然の病気や事故で整理ができなくなる可能性もゼロではありません。必要な物と不要な物を見直し、少しずつ整理を進めることで、将来への不安を減らしつつ、今現在の生活環境が整います。


不用品を減らして家族の負担を軽減する

家具や家電、衣類、趣味用品などが大量に残されていると、遺族は遺品整理や処分に多くの時間と費用をかけることになります。使っていない物や今後使用予定のない物は、売却や譲渡、処分を検討しましょう。


遺品処分で困らないための準備

遺品の中には、思い出の品だけでなく大型家具や家電、日用品なども含まれます。何を残し、何を処分するのかを事前に整理しておくことで、遺族が判断に迷う場面を減らせます。また、貴重品や重要書類の保管場所を明確にしておくことも大切です。


とくに独身やおひとりさまの場合は、遺品整理を担う人の負担が大きくなりやすいです。早めに生前整理を検討してみましょう。


生前整理を業者へ依頼した場合の費用相場

生前整理は自分で進めることもできますが、荷物が多い場合や大型家具・家電の処分が必要な場合は専門業者へ依頼する方法もおすすめします。


フリーアールでは生前整理や不用品回収にも対応しています。費用の目安は以下のとおりです。


間取り 立米数(引き取る荷物の体積) 料金
1K,2K〜 5m3~10m3 40,000円~80,000円
1LDK,1DK,2DK〜
 
10m3~15m3 80,000円~140,000円
2LDK,3DK〜 15m3~20m3 140,000円~200,000円
3LDK,4DK〜 20m3~25m3 200,000円~250,000円
25m3~30m3 250,000円~300,000円
4LDK,3LDK〜 30m3~35m3 300,000円~350,000円
5LDK〜 35m3~40m3~ 350,000円~400,000円〜


実際の料金は荷物の量や搬出状況によって変動します。まずは不要な物を整理しながら、必要に応じて専門業者へ相談するのがおすすめです。


✅ 参考:生前整理の費用相場と業者選び完全ガイド|失敗しないためのポイントと注意点



遺品整理はフリーアール


Q&A|死の準備に関するよくある質問

死の準備に関するよくある質問


Q. 死の準備は何歳から始めるべきですか?

A. 思い立ったときが始めどきです。

終活は高齢者だけのものではありません。病気や事故は年齢に関係なく起こる可能性があるため、30代や40代から始める方も増えています。まずはエンディングノートの作成や財産整理など、取り組みやすいことから始めましょう。


Q. 独身で身寄りがない場合は何を優先すべきですか?

A. 身元保証と財産・デジタル情報の整理を優先しましょう。

独身やおひとりさまの場合、入院時の身元保証や死後の手続きを誰が行うのかが大きな課題になります。緊急連絡先を決めるとともに、資産情報やパスワード管理についても整理しておきましょう。


Q. エンディングノートだけで相続対策になりますか?

A. 相続対策としては不十分です。

エンディングノートには法的効力がありません。財産の分け方を指定したい場合は、遺言書の作成を検討しましょう。エンディングノートは希望や情報を伝えるためのもの、遺言書は法的な意思表示を行うためのものです。


Q. 生前整理は一度に終わらせる必要がありますか?

A. 一度に終わらせる必要はありません。

生前整理は長期的に進めるものです。無理に一気に片付けようとすると負担が大きくなるため、使っていない物から少しずつ整理していきましょう。自分で運び出せない大きな家具や家電だけ、生前整理に対応した専門業者へ相談する方法もあります。


まとめ|死の準備は「身辺整理」と「意思表示」から始めよう

死の準備は身辺整理と意思表示からスタート


死の準備はエンディングノートの作成や財産整理、生前整理などを少しずつ進めることが大切です。とくに独身やおひとりさまの場合は、身元保証や死後の手続きについても早めに考えておきましょう。


フリーアールでは、生前整理や不用品回収、遺品整理に対応しています。まだ使える家具や家電、ブランド品などは買取できる場合もあるため、処分費用の負担軽減につながることもあります。


また、FP(ファイナンシャルプランナー)や不動産資格保有者も在籍しており、相続や税金、不動産に関するお悩みについても相談可能です。生前整理や終活についてお困りの際は、お気軽にフリーアールへご相談ください。


この記事を書いたのは


株式会社フリーアール

ふりまる

遺品整理士協会・JRRC所属。2011年の設立以来、神奈川県 藤沢市を中心に遺品整理や生前整理/不用品買取/お片付けを行い
「循環型社会の促進」を目指し、リユース・リサイクルを行っています。


\お急ぎの方はお電話にてご相談ください!/

0466-88-3318

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