【遺影の保管から処分方法まで】注意点 供養についても解説
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葬儀後や、遺品整理をした後の遺影はどのように扱うのが適切なのか・・
悩まれる方も多いですよね。
こちらの記事では、遺影はいつまで飾れば良いのか。
適切な処分方法について、ポイント解説していきます。
遺影とは
遺影とは、故人を写した顔写真や肖像画のこと。
近年は、終活の一環として、自分自身で気に入った写真から遺影をあらかじめ用意したり、プロカメラマンによる”遺影撮影会”というものもあります。
遺影はいつまで保管したら良い?
遺影、祭壇について、今後法事などで使用する予定がない場合
四十九日を過ぎ納骨を済ませた後は処分しても問題ないとされています。
遺影処分の適切なタイミング
遺影を処分する適切なタイミングですが、
四十九日や初盆などの法要が過ぎた時
家じまいをする時
遺品整理をする時
結婚などで住み替えをする時
主にこのようなタイミングで処分を検討されることが多いかと思います。
遺品整理をする際に遺品整理士にご相談いただければ、適切な遺影処分の方法をご案内できます。
遺影の処分方法
次に、遺影の処分方法について4つご紹介します。
葬儀社に引き取ってもらう
葬儀で使用した遺影は、お葬式が終わったあと、葬儀社が無料で引き取ってくれる場合があります。
実際に引き取りをご希望される場合は、各葬儀業者にお問い合わせください。
自治体のごみとして出す
遺影も額縁付きの写真なので、素材としては自治体のごみに出しても問題ありません。
細かい捨て方は、各自治体の決まりに沿って出してください。
ごみ品目 |
写真 |
分別区分 |
可燃ごみ |
出し方 |
可燃ごみ・不燃ごみ共通指定袋または可燃ごみ専用指定袋を使用してください。 |
収集方法 |
戸別収集 |
ごみ品目 |
写真立て |
分別区分 |
不燃ごみ |
出し方 |
可燃ごみ・不燃ごみ共通指定袋を使用してください。 |
収集方法 |
戸別収集 |
ごみ品目 |
写真パネル |
分別区分 |
不燃ごみ |
出し方 |
可燃ごみ・不燃ごみ共通指定袋を使用してください。 |
収集方法 |
戸別収集 |
備考 |
一辺の長さ又は直径50cm以上は大型ごみ。(1束1点・重さ50㎏未満) |
引用 藤沢市:ごみ検索システム
遺影をごみに出すのは抵抗がある・・。と言う方は、自分で出来る供養方法としてこのような仕方があります。
感謝の気持ちを持つ
塩をふる
白い紙でつつんで処分する
お清めの塩・白い紙は穢れを払うためと、有難うの気持ちを込めて、特別な扱いをさせて頂きますという意味です。
お寺や神社で処分を依頼する
上記のように、ご自身での供養をした後、自治体のゴミとして処分することもできる遺影ですが、気になるという方はお寺や神社で魂抜きや、お焚き上げ供養をしてもらうこともできます。
遺影には、宗派関係なく依頼することができるとされていますが、気になる方は菩提寺に頼まれるのが良いかと思います。
遺影は、お仏壇程大きいものもそうないので、実際に持ち込みができなくても、お布施を納入し、遺影は送付での対応をしてくれるというお寺もあります。
遺品整理業者に依頼する
遺品整理業者や不用品回収業者などの専門業者でも、お引き取りと供養ができる業者もいます。
フリーアールでも、仏壇処分や遺影処分など、ご依頼があればお寺のお焚き上げ証明書つきでの供養とお引き取りが可能です。(料金など詳しくは直接お問い合わせください)
遺影を処分する前に。供養は必ずした方が良い?
遺影については、宗教的にお位牌やご本尊のように魂入れや開眼供養などを行わないので、必ずしも必要ではありません。
ただ、そのまま捨てるには忍びない場合、気持ちの折り合いをつけるためにも、気になる方はお焚き上げや供養をすることをおすすめします。
フリーアールで遺品整理やお片付けと一緒にお仏壇や遺影の供養をご依頼いただいた場合、お焚き上げ供養をされている寺院に持ち込み、発行された証明書をお渡しいたします。
お焚き上げ供養は日程が限られているため、証明書の発行まで数ヶ月以上かかる場合があります。
遺影を処分しない場合のお勧めの保管方法
処分することに抵抗がある場合や、置くスペースがない場合などには、以下の方法をお勧めします。
遺影写真をデータ化する
遺影をスキャンし、データ化して保管すれば、劣化をせずに保存し続けることができ
さらにデジタルフォトフレームを使用すれば置き場所を気にせず多くの写真を飾ることができます。
遺影写真のリサイズをする
遺影の置き場所がない場合、縮小加工をして家に置いておけるサイズにして、大切な故人の写真を保管するという仕方もあります。
なお、写真のまま保管する場合は劣化や変色を避ける為、直射日光をには気をつけます。
保管する床の間などがない場合も、遺影は見下ろすことのないように台などの上に置きます。
おわりに
このように、遺影の処分についての方法をご紹介しました。
昔は、先祖代々お仏壇やお墓を守り、先祖代々の遺影を飾られているお家も多くありました。
ですが最近では、少子化による後継者の問題などから、お墓じまいやお仏壇じまいをするというケースも増え、遺影の処分についても多く耳にするようになりました。
フリーアールはお客様の故人を思う気持ちに寄り添いたいと考えます。
遺影の他にも仏壇や仏具などの処分やご供養についても、遺品整理士が直接アドバイスいたしますので気になる方はお問い合わせください。
この記事を書いたのは
株式会社フリーアール 遺品整理士協会・JRRC所属。2011年の設立以来、神奈川県 藤沢市を中心に遺品整理や生前整理/不用品買取/お片付けを行い |
\お急ぎの方はお電話にてご相談ください!/
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